室内楽I~IV
室内楽は、全てのアンサンブル演奏の根幹となるものである。
・アンサンブル演奏に不可欠な音程感覚、和声感、調性感を養う。
・互いの音をよく聴き、音色、音楽表現等、様々な面でバランスの取れた演奏が出来るようになる。
・楽曲それぞれの時代背景等によるスタイルの相違を踏まえた上で、表情豊かな音楽作りが出来るようになる。
以上を目標に、弦楽四重奏を中心とした授業を行っている。
1年次では練習曲のほかにハイドン、初期のモーツァルトの作品、2年次ではベートーヴェンの初期の作品、3・4年次ではクラシックから 近現代までの作品を自由選択。コントラバスはコントラバス二〜四重奏や他の楽器との組み合わせによる室内楽曲、ハープは他の弦楽器、管楽器との室内楽曲を研究する。毎年2~3月には学外ホールにて成績優秀者による「室内楽の夕べ」演奏会を行い、大変好評を得ている。
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室内楽の夕べ演奏会(宗次ホール) |